トップページ > トピックス > 【JA紀州】農業の担い手不足、農地の維持にむけて
JA紀州は、耕作放棄地にならないよう、農地中間管理事業を活用し農地集積や耕作放棄地の解消に取り組んでいる。
作り手のいない優良な農地は、日高町に限り同JA生産課で農業経営や農作業の受委託事業を行い、農地の維持管理をしている。
組合員から預かった農地は、水稲栽培や地域の農業振興をするための新しい品種や、薬剤防除試験なども実施し、担い手農家への営農指導活動の強化に取り組んでいる。
温暖化の影響により近年予定していた収穫時期が早くなっている事から通常なら9月下旬~10月にかけて行うブロッコリーの定植時期を11月初旬にずらすなど、計画生産できる品種や栽培体系の試験も進めている。
同JAでは、各部署がそれぞれの役割を理解し連携することで、地域農業の活性化、担い手不足などの問題に取り組んでいく。